会 長 挨 拶


北海道高等学校養護教諭研究会    

  会 長 渡邉 祐美子  (北海道石狩翔陽高等学校長)


 北海道高等学校養護教諭研究会のWebページをご覧いただきありがとうございます。また、日ごろから本研究会に対しましてご支援、ご協力を賜り心より感謝申し上げます。

 本研究会は1986年の設立以降、高等学校に勤務する養護教諭の資質向上を図るとともに、北海道の高等学校における学校保健の発展に寄与するための活動を続けて参りました。

 さて、新型コロナウイルス感染症への対応も2年目を迎え、コロナ禍と言われる状況下においても科学的な知見を踏まえ、生徒の安全を確保しつつ教育活動を継続するという新たな展開となりました。そのような中、養護教諭には日々変化する情報を的確に捉えるとともに、保健室の機能を最大限に生かし、生徒の心身の健康観察をはじめとした保健管理、感染防止対策、さらには感染予防のための健康教育の推進など、改めて、その職務の重要性が認識されているところです。

 本年は、養護教諭職制80周年を迎えます。学校看護婦、養護訓導、養護教諭と先達から受け継いたバトンを次の世代に確実に繋ぐこと、即ち、教育職として多様化・複雑化する児童生徒が抱える現代的な健康課題を解決し、生涯にわたって健康な生活を送るために必要な資質・能力を育成する取組が求められています。職制90周年に向け、皆様のより一層の奮起を期待します。

 なお、今年度につきましては新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、オンラインによる研究協議会といたしました。今後とも養護教諭のより一層の資質向上を目指し、皆様と共に学ぶ機会を提供して参りますので、変わらぬご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。